インタビュー|一般社団法人 富山アジア交流協会

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インタビュー

金森産業株式会社 代表取締役社長 金森 洋平

金森産業株式会社
代表取締役社長金森 洋平

市場として、仕入先としてアジアと強く結びつき
ともに飛躍していきたいです。

これまでのアジアでの活動を教えてください

kanamori02上海、香港、ハノイ、ホーチミンに現地法人を設立し、おもに製造業のお客様に原材料や機械設備を販売する商社活動をおこなっています。現在、新たにフィリピンでの準備がはじまっており、商品を保管・提供するための拠点づくりが進んでいるところです。商品は日本で仕入れたものを輸出するケースもあれば、第三国で仕入れたもので調達するケースもあり、地域のお客様のニーズにあわせてお届けできるようにしています。現地の企業に生産を委託し、日本国内で輸入販売するケースもありますね。なお、各拠点には日本人スタッフが常駐し、現地スタッフとの協力のもと業務を運営しています。

今後アジアに期待することは何ですか?

kanamori03"市場としての価値"と"仕入先としてのポテンシャル"というふたつの可能性があります。これまで、アジアの現地企業が求めるもの・つくるものは、価格優先の傾向が顕著でした。わたしたちも「現地企業への販売は難しい」という印象を大いに持っていましたし、現地の企業からも「日本製は高品質だが高価」という声が多く聞かれました。しかし、近年、アジアの企業は急速に力をつけ、さらなる品質向上を目指すため、より良い原材料への需要が増加していますし、品質も向上し仕入先としての信頼も獲得しつつあります。この先、日本は深刻な労働力人口の減少によって、ものをつくることを海外に頼らざるを得なくなってきます。ゆえに、市場そして仕入先という両面において、今後、アジアでの活動はわたしたちにとって大きな助けになると感じています。

これからの目標を教えてください

kanamori042011年にハノイに初進出した当時は、進出のきっかけとなった案件が流れてしまうなど、ゼロからのスタートを余儀なくされました。日本の常識は通用せず、幾度となく壁に直面しましたが、1年、2年ともがくうちにできることが増えてきました。結果、得たものは、7年間の経験という貴重な財産です。わたしたちには、お客様からの「海外でこういうことがしたい」というご要望に、「あれもこれもお手伝いできますよ」という体制でこたえたいという強い想いがあります。徐々にではありますが、各拠点を軌道に乗せ、各地域の役に立てるようになって、いずれは拡大も視野にいれたいですね。日本国内でつちかったノウハウをいかしながら、原材料や機械設備を輸出することで、お客様のニーズに幅広く対応できる企業として成長し、アジアの発展の一翼を担っていければとおもっています。

PROFILE

大学卒業後、都市銀行、投資銀行勤務を経て2010年に化学品専門商社の金森産業株式会社に入社。主に入社後は事業開発、海外事業を担当し、2016年より現職。趣味は読書、旅行、庭いじり。

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